褒める?褒めない?(1)
「お家の方が褒めることと
先生(学校など)が褒めることでは
意味が全くちがいます!」
と前回、書きました。
このちがいについて書く前に
今回は
「褒める」ことについて
伝えたいことがあります。
小学校教員時代のこと。
新任として頑張っていたある日、
教頭先生にこんなことを言われました。
「褒めるって難しいんだよなぁ。。。」
褒められて嫌な人はいません。
思いつくまま
褒められることを言葉にし、
当時の私なりにできるだけたくさん
というか
むやみやたらに
子どもたちを褒めていました。
さて、
人は、なぜ褒めるのでしょうか?
答えは、いろいろあると思います。
当時の私は
子どもたちとの関係を深めたかったんです。
褒められると人は嬉しい。
褒める先生が子どもたちは好き❤️
そんな風に考えていたと思います。
表現が雑ですが
実は、媚びを売っていたんですよね。。。
もう1つ、理由が考えられます。
これも無意識でしたが
誘導したかったんです。
給食当番に
早く並んで欲しかったとき
「〇〇さんはもう並んでいて偉いなぁ~」
って言うと、
ほかの子たちも早く並ぶようになる!?
いやぁ、痛いですね!
恐ろしい。。。
「褒める」って
人間関係の円滑剤にはなると思いますが
褒められたけど、嬉しくない!ってこと
ありませんか?
媚びを売られていると人は察します。
子どもたちとは
1年間という期間で過ごすので
ずっと媚びを売れませんし
時間をかけて関係を深めることができたので良いのですが
子どもに媚びを売る先生って
痛すぎる!!!!!!!
また、
できている人を例に出すことはありますが
これに褒めが入ると
人と比べることになります。
誰も、人と比べられたくないですよね。。。
私は、
まだまだ修行の身です。
偉そうなことなんて書けないのですが、、、
「褒める」って難しいということを
未だに私は思い返しています。
🌈みなさんの日本語学習が
カラフルでありますように🍀
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